こんにちは、介護職ひろです。
職場の人とお金の話をすることは殆どないですが、「生活がきつい」「子供の塾や学費で余裕がない」などと聞くことがあります。前の職場では、NISAしていることは職員知っていたので「介護職の給料で、どうやって投資のお金を捻出しているんですか?」という質問をされたことがあります。
1番は夫婦共働きであるというのが大きいです。
介護職はけっして給料の高い仕事ではありません。私の手取りはこの業界に15年はいますが月22万円ほどで、介護業界の方なら「まあ、そんなものだよね」と感じる金額だと思います。
それでも我が家は、毎月約17万円・年間約205万円を投資に回せています。家計の中で優先順位をつけて節約しつつ、続けられる仕組みを作っているだけです。
この記事では、我が家がどうやって投資資金を作っているのかを、収入・支出の内訳から子どものお金まで、家計簿を公開しながらまとめます。
ただ最初にお伝えしておきますが、我が家はかなり特殊だと思っておりますので一概にすべてが参考になるとは限りませんので、その点はご了承ください。
- 毎月17万円・年間205万円を投資に回している仕組み
- 介護職ひろ家の毎月の収入と支出の内訳(家計簿を公開)
- 固定費・食費をどこまで絞っているか
- 子ども3人にかかるお金と、活用している公的制度
我が家の投資状況
まず、我が家がどんな投資をしているのかを簡単に紹介します。
投資を本格的に始めたのは2018年、つみたてNISAの制度が始まった時からです。そこから子ども3人分のジュニアNISAも少額、2024年からは新NISAと、制度をフル活用しながら積み立てを続けてきました。
現在の運用の中身はこんな感じです。
- 投資信託:オルカン(全世界株式)とS&P500を中心にコツコツ積立
- 日本高配当株:配当金を受け取りながら、株数を積み上げ中
- 米国高配当ETF:VYM・VIGを保有
- 純金積立:月1,000円ほど、資産の分散として少額を
基本は「長期・分散・積立」のインデックス投資がメインで、そこに高配当株を組み合わせて配当金という不労所得も少しずつ育てています。リスクを取りすぎず、堅実にというのが我が家のスタイルです。家計と資産の管理はマネーフォワードで一元化しています。
ただし、最近は半導体ブームのせいでブレもあり半導体銘柄の投資信託に少し投資したりもしてます。
この積み立ての結果、現在の資産額は2018年の開始時は資産30万程度でしたが8年半で【資産総額3,000万円】まで育ちました。
【家計簿公開】我が家の収入と支出
言葉だけだと伝わりにくいので、我が家の6月の家計簿を公開します。5人家族・共働きのリアルです。
嫁の出費の管理は不十分なので、あくまでも目安で入れています。財布は本来は1つが望ましいですが、嫁がそこは望まないため別々での管理となっており、私は投資で資産運用、嫁は投資に関心はないので生活防衛資金として現金で最低100万は維持するようにだけ決めてます。100万円は少ないと感じるでしょうが、共働きであり互いに副業もしており在宅でできるので現金保有は少なめでも問題ないかと思ってています。
毎月の収入(手取り)
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 私(給与) | 220,000円 |
| 妻(給与) | 240,000円 |
| 児童手当(3人分) | 50,000円 |
| 私(副業) | 70,000円 |
| 妻(副業) | 20,000円 |
| 株式配当金(平均) | 20,000円 |
| 合計 | 620,000円 |
給与だけだと夫婦で月46万円ですが、そこに児童手当・副業・配当を足すと、世帯の月収は62万円。年間にすると約744万円になります。給与以外の収入が月16万円ある、というのが我が家の一つのポイントです。
毎月の支出
大まかな支出の数値もありますが、毎月の予算としては下記のようにしています。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 住宅ローン(40年ローンで現在5年目) | 66,260円 |
| 食費 | 80,000円 |
| 外食費 | 20,000円 |
| 水道光熱費 | 20,000円 |
| 教育費 | 20,400円 |
| 習い事(水泳、そろばん、体操、公文) | 20,500円 |
| 保育料(延長料こみ) | 9,000円 |
| 通信費(携帯4回線+ネット) | 13,063円 |
| 保険(生命・医療/夫婦・子供) | 8,000円 |
| ガソリン代(普通車1台、軽1台) | 12,000円 |
| 日用品・医療費・被服費 | 36,000円 |
| 夫婦の小遣い | 30,000円 |
| 各種サブスク | 7,516円 |
| 生活費の合計 | 約342,000円 |
| 投資(新NISA・iDeCo・純金) | 171,025円 |
お小遣い額は決めてませんが目安です。正直、私は変動多くて趣味がいまはマラソンですのでシューズやウェアを購入した月は高くなりますが、それ以外は昼食代がほとんどです。自宅にいるときは副業や資産運用の整理をしたりしてるのでお金がかかってないです。昔はスマホのソシャゲやオンラインゲームに課金してた時期もありましたが、いまはしなくなりました。
支出の中に投資が毎月17万円分を組み込んでいます。これを年間にすると約205万円。
我が家は投資を「余ったらやるもの」ではなく、家賃や食費と同じ固定費として先に約13万円は確保しています。残り4万円分は個別株で副業収入によって変動してますので、月によってばらつきはあります。余ったお金は年間の固定費の支払いに回しています。
投資資金をどう捻出しているか|意識している4つのこと
年間205万円という金額は、世帯年収約744万円のおよそ3割にあたります。給料が高くない我が家でこれができているのは、次の4つを意識しているからです。
ちなみに、Xの投資仲間の中では世帯収入の4~5割を投資に回せている家庭もあるため、まだまだと思っていますが夫婦でお金の考え方が違うため我が家はこのくらいがちょうど良いと思っています。もし、我が家が4割を目指そうとしたら、夫婦喧嘩がきっと起きるのが想像できます(笑)
1. 投資を「固定費」にして、先取りする
我が家は給料が入ったら、生活費より先に投資分を確保します。内訳は、新NISAのつみたて投資枠を夫婦で月13万円、iDeCoと純金を少額。毎月10日に投資口座に自動振込するように設定しています。
「残ったら投資」だと、なかなかお金は残りません。給与から先に投資資金を確保して、残ったお金で生活する。この順番を守ることが、続けられる最大のコツだと感じています。
ちなみにiDeCoは現在は月5,000円と最低限にとどめています。昨年は23,000円の上限までしていましたが、成長投資枠を埋めれてなく住宅ローン控除で十分に減税できているので減額しました。
2. 共働き+副業で、収入の柱を増やす
投資の原資は、収入を増やすことでも作れます。我が家は妻もフルタイムで働いてくれていて、給与は夫婦で月46万円。(年収は嫁の方が多い!)
さらに、副業で夫婦で月10万円・配当金(月2万円)と、給与以外にも収入の柱を持っています。
副業は最初は数千円程度でしたが、年々積み重ねていき今にいたります。これが投資余力に直結しています。
冒頭でお伝えしたように、副業を夫婦のどちらかがしているだけでも少数派と思うのですが我が家は夫婦がそれぞれ違う副業をしているのでより珍しいかと思います。正直いうと、子育て中なので子供と一緒に過ごす時間を副業に一部使ってしまうことになるため妻には余り副業はしてほしくなかった点がありますが、自分から始めたことなので見守っています。
3. 児童手当など、給与以外の収入も家計に組み込む
2024年10月の拡充で、児童手当はかなり手厚くなりました。所得制限が撤廃され、対象が高校生年代まで広がり、第3子以降は月3万円に増額されています。
我が家は子ども3人。長女(第1子)が月1万円、次女(第2子)が月1万円、長男(第3子)が月3万円で、合わせて月5万円・年間60万円。これも大事な資金として家計に組み込んでいます。
児童手当をそのまま貯金している家庭も多いですが、資産運用をしていると貯金できず新NISAの資金としています。
4. 固定費とポイ活などで、支出を絞る
収入を増やすのと同時に、支出も減らす努力を常にしています。特に固定費は一度見直せば効果がずっと続くので、優先して手をつけました。
ネットで買える日用品などは楽天・YahooのECサイトを活用したり、家電なんかも店舗ではなくネットでお得なタイミングで購入することで全国でも最安値に近い金額で買っています。
ポイ活で貯めたポイントをVポイントにしてウエル活を利用して日々の生活費も浮かせています。詳しくは次の章で紹介します。
固定費の中身|どこを削り、どこは削らないか
家計簿の固定費を、いくつかピックアップして紹介します。
通信費は月1.3万円まで圧縮
通信費は、家族4回線(私・妻・子ども2人)で月8,000円、光回線(BBIQ)が月5,063円。合わせて月1.3万円ほどに抑えています。5人家族でこの水準なら、まずまず絞れている方かなと思います。
通信費は得意分野なので、いろんな会社を過去に利用しており子供は楽天モバイルと日本通信です。私と妻はMNPを2年に1回のペースで定期的にしたりしているので、こだわりはありませんが月3000円程度です。
保険は最低限だけ
生命・医療保険は、県民共済が主で夫婦・子どもで合わせて月約8,000円のみ。公的保険(健康保険・遺族年金など)でカバーできる部分が大きいので、民間保険は最低限にしています。投資を始める前は保険にかなりお金をかけていたので、ここは大きく見直せた部分です。
自動車保険はネットで毎年違う保険会社に乗り換えていましたが、去年今年と楽天が最安値だったので楽天損保で2台とも契約しています。
車は2台、でも維持費は意識する
北九州は交通機関はモノレールもあるので充実しているかと思いますが、住んでる地域は車がないと不便なので、我が家は車を2台保有しています。ガソリン代が月1.2万円、車検・自動車保険(2台分)で年間十数万円と、車の維持費はやはりそれなりにかかります。手放すのは難しいですが、乗り方を工夫してコストは意識しています。
嫁は普通車で私は動けば良い程度にしか思っていないので軽自動車。もう軽自動車は13万キロ走っているので故障したときは買い替えるか迷ってはいます。職場まで4km程度なので、今年ハーフマラソンに出たのもありランニングか自転車で通勤しても良いかなと思ったりしてます。でも雨の日が大変だよなとか思うと車が便利ですよね。
住居費は住宅ローン
我が家は持ち家で、住宅ローンが月66,260円、固定資産税が年10.5万円ほど。住居費は家計に占める割合がいちばん大きい支出です。マイホームか賃貸かは正解のない議論ですが、人生でいちばん高い買い物になるので、周りに流されず自分たちの価値観で決めるのが大事だと思っています。
食費とポイ活|楽天・Yahoo経済圏をフル活用
変動費でウエイトが大きいのが食費です。我が家は食費が月8万円、外食費が月2万円で、合わせて月10万円ほど。子ども3人でこれからますますかさむので、今のうちに仕組みで抑えるようにしています。
食費は嫁が管理している部分が多いため、レシートもらうようにしていますが漏れもあるのでもしかしたら10万程度すでにかかっているかもしれません。この項目が1番曖昧です(;’∀’)
ポイントが貯まる日にまとめる
- Yahooショッピング:5のつく日や爆買WEEKなど、還元が高い日をねらって購入
- 楽天市場:お買い物マラソンなどのタイミングを活用
- ウエルシア:毎月20日のウエル活で1ヵ月分の消耗品や食材を購入
貯めたポイントは「臨時のお小遣い」ではなく、食費や日用品に充てて、浮いたお金を投資に回す。この流れを徹底しています。
ちなみに、副業では失敗もしています
いまでこそ副業は月7万円ほどの副収入になっていますが、最初から順調だったわけではありません。2019年に楽天ポイントせどりに手を出したとき、妻に相談せずに始めてしまい、家の中が商品だらけになって大喧嘩に…。一度は撤退しました。
その失敗から「家庭内で共有せずにお金の動きを増やすと揉める」という教訓を学び、今は妻と相談しながら、無理のない形で副業を続けています。失敗も含めて、こうして立て直せたのは良い経験でした。
子ども3人にかかるお金と、活用している制度
「子ども3人もいてよく投資できるね」と言われることがありますが、世間のイメージほどお金がかからない部分もあります。理由は、国や自治体の支援と、非課税制度をしっかり使ってきたからです。
正直、私が子供のころよりも今は恵まれているんじゃないかと思います。それでも世間としては現在の制度に慣れているから、不満をよく聞きますが・・。
子どもにかかる毎月のお金
我が家の場合、教育費が月2万円、習い事が月2万円、保育料が月9,000円で、子ども関連の固定費は合わせて月5万円ほど。ここに食費や被服費が乗ってくるイメージです。
ただ、児童手当の5万でここは収まっているので、児童手当はありがたいですね。
ジュニアNISAで大学費用のメドをつけた
2023年で廃止されたジュニアNISAですが、我が家は子ども3人分の枠を活用できました。1人約100万程度の投資しかできませんでしたが、いまは1.5倍以上にどの子供の口座もなっていますので、将来の大学費用のメドは立てられたと感じています。それに子供3人いるため1番上の子だけですが大学費が抑えられるのは大きいですね。今後の教育費は、新NISAで育てた資産を必要なタイミングで切り崩して充てる予定です。
給食費の実質無償化がスタート
2026年4月から、公立小学校の給食費が実質無償化されました。所得制限なしで支援される制度です。我が家も小学生の給食費がここに乗るので、家計がぐっと助かりました。こういう支援は本当にありがたいです。
配当・優待、そして年3回の家族旅行
高配当株を持っていると、配当金のほかに株主優待が届く銘柄もあります。優待やポイントは「オマケ」とは考えず、生活費の足しにして、浮いたお金を投資に回す。小さいことの積み重ねですが、これが投資資金の底上げになっています。
とはいえ、我が家は節約一辺倒ではありません。副業や配当で得た余力で、年に3回は家族旅行に出かけています。ただ切り詰めるだけでなく、家族との時間にはしっかりお金を使う。このメリハリが、無理なく続けられている理由かなと思っています。
子供が小学生の内に1度は海外旅行をして経験させたいと考えています。
まとめ|介護職でも、老後資金は準備できる
年収の高くない介護職でも、投資資金は捻出できます。我が家がやっているのは、次の4つだけです。
- 投資を固定費にして、先取りで月17万円を確保する
- 共働き+副業で、収入の柱を増やす
- 児童手当など給与以外の収入も家計に組み込む
- 固定費とポイ活で、支出を絞る
どれも派手さはありませんが、コツコツ続けることで、給料が高くなくても年間205万円を投資に回せています。投資は「将来の自分への仕送り」だと思って、これからも地道に続けていきます。
同じように将来のお金に不安を抱える介護職・子育て世帯の方の、少しでも参考になればうれしいです。一緒に頑張りましょう。