3歳の娘にどもり(吃音)が見られ。どう対応するか?

  • 2019年12月29日
  • 吃音
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我が家には娘が2人(4歳と1歳)がいます。

4歳の娘が3歳10カ月目くらいからどもりの症状がでてきました。

まだ解決はしていませんが、自分自身が小学生から吃音持ちなのと娘に対してどう対応していくべきなのかを調べまとめました。

いま現在で子供のどもり(吃音)で悩まれている方に参考になりますよう記事にしました。

対応方法は聞き上手になること!

結論から言いますと、小さい子供のどもりは神経質にならなくていいです。

3~4歳の時期は話せる言葉が増えてくる時期でそう思う方がほとんどではないでしょうか?

調べていく中で、私なりにまとめるとこうです。

【いろんな言葉が話せる&理解できるようになり、話す際に言いたいことが多すぎて全てを表現するだけの言葉がまだわからない】

子供自身は話すことに集中しているのでどもっていることに対しては、気がついてないことが多いそうです。

一生懸命に話そうとしてくれているので、どもっていても途中で遮らずに聞いてあげてください。

決して、親に何かを伝えようとしている際には「ゆっくり話しなさい」などは言わないようにしてくださいね。話している言葉が間違っているおかしいと子供は勘違いして話すのを怖がる可能性が少なからずあります。

私自身もどもったからと言って途中で何か言われると、次に同じ状況になった際に頭の中で思い出し同じようにどもってしまいます。逆に何も言われず待ってくれて最後まで聞いてくれると、安心して話すことができます。

子供が吃音になる確率と治る確率

2~4歳児の5%が発症すると言われています。

20人に1人であり、約5%の子供が吃音を発症するということで意外と多いのです。

治る確率は高く、データから男児は発症して3年以内に6割が女児は8割が治ります。

成人になっても治らない確率は1%程度であり、男性と女性で割合は3:1~4:1と男性の方が成人では多いようです。

確かに大学時代の頃に吃音で悩みmixiの吃音コミュニティでオフ会に数回参加しましたが、男性の方が多く女性は少なかったです。

親が吃音だと少し治る確率が減るようですが、基本的には自然に治るものと言っても良い確率なので親は気にしすぎないようにしたらいいですよ。
最悪1%の確率で治らなった時は、子供の精神的ケアが必要でしたり本人が治したいという意識が強くあれば100%治るとは言えないけども専門家に見てもらい訓練を行うのもありだと思います。

吃音とはなにか?どんな症状?

吃音とは自分の中では声に出したい言葉があるのに、喉が反射的に強張り声がでにくくなる状態です。

吃音の症状としては主に3つあります。

  1. 語音の繰り返し:「わ、わ、わ、わ、わたし」など
  2. 語音の引き延ばし:「わーーーーーわたし」など
  3. 語音のつまり:「・・・・・・・・わたし」など

周囲にこのような方がいなかったでしょうか?

症状は人によって違いますが、私の場合は繰り返しとつまりです。

吃音になった時の考え方

 

我が家もそうですが、どもりだすと心配になってしまいます。

私自身が吃音ということもあり、同じように辛い時期を過ごしてしまうことになるかもしれないと思いもしましたが決してすべてが悪かったわけではありません。

吃音になったからこそ、話すこと以外にも上手く物事ができない人の気持ちがわかり接する際に本人を少なからず一般の方よりも理解することができます。

とても感受性が強く、その分繊細なためストレスを感じやすいので気を付けましょう。

吃音って、デメリットが目立ちますが辛い気持ちが理解できるためか、共感力が強くやさしい方が非常に多いと感じています。

中には障害があり話すことができない子もいます。まだ話すことができるのですから、全然いいではないでしょうか?

親が余りにも治そうと力みすぎると、それが子にも伝わってしまいます。

デメリットばかりではないことを知っていただき、前向きに捉えるのが望ましいと私は考えます。

しかしながら、いざ吃音で困る娘を傍でみているだけというのは辛いかもしれません。

その際は、お子さんと向き合い本人がどうしたいか意思を確認してみましょう。

本人も少しでも良くなることを望むのであれば試しに相談してみるのもありです。

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