Fund of the Year2019の結果から考えること。来年の注目ファンド

先日の18日に投信ブロガーが選ぶ2019年のファンドのランキングが発表されました。

私は投票権ありませんが、つみたてNISAを始めてからは毎年注目している大きなイベントです!

正直このランキングを参考に最初は投資するファンドを選んでました。実際に投資をしているブロガーさんが投票しているということもあり信頼度は抜群です。

今回の記事は、Fund of the Year2019の結果と私が感じたことをまとめています。これから投資を始めていきたいという方の参考に少しでもなれば幸いです。

Fund of the Year2019の結果 1位~10位

出典:写真提供 投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year運営委員会

1位~5位の内4つがeMAXIS Slimがランクイン

私は10位以内に4つは入ってくると思っていましたが、まさかのTOP5に4つも入るとは予想していませんでした。

個人的な予想ランキングは下記です。

  1. eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
  2. eMAXIS Slim 全米株式(S&P500)
  3. ニッセイ外国株式インデックスファンド
  4. SBI・バンガード・S&P500 インデックスファンド
  5. eMAXIS Slim 先進国株式インデックス

4位に予想したSBIバンガードがまさかの10位でした。SBI証券がかなり宣伝していたけども他の証券会社で取り扱いがないところが影響したのかなと思います。eMAXIS Slim 全米株式が信託報酬を追随したのもありそうです。

5位に入った「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」は8位くらいかなと予想していましたが、上位に入ってきましたね。

1位のeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

さて1位のeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」ですが、票数をみても145ポイントで2位が97ポイントなので約1.5倍もの差をつけて圧倒的な1位ですね。

将来、米国株式市場に不安があるならば「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」に投資しておけば余程のことがない限りは問題ないと思います。

信託報酬が引き下げられ全世界株式への投資を国内・先進国・新興国と個別に組んだほうが信託報酬が以前までは若干低かったのですが、引き下げ後はこのファンド1本で構成したほうが信託報酬が低くなりました。

今後ですが、iDecoにはマネックス証券でしか積立できないので他の証券会社のiDecoでも積立できるようになることを願いますね。SBI証券のiDecoで積立ができたらとても嬉しいのですがファンドの枠がないため難しいですね。

7位のグローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)

こちらは、2019年かなり騒がれたファンドですね。

レバレッジを3倍かけており、債券に約190%割いており下落時にも底堅いというイメージです。

残りは株式やREITに割いているので、株価の上昇によっての恩恵も受けられるということで大きく純資産を伸ばし2019年の成績も抜群でした。

レバレッジと聞くと怖いイメージがあり、私もなかなか手をだしにくいとこでしたが少額から積立をして推移の様子をみています。

個人的には今後の基準額の推移が1番気になるファンドですね。

Fund of the Year2019の結果 11位~20位

出典:写真提供 投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year運営委員会

2018年はランク外で2019年は11位に「たわらノーロード先進国株式」が入りました。数年前はとても人気のあるファンドでしたが、信託報酬が低いファンドが増え最近は影に潜んでしましたが信託報酬を下げたことが評価されての順位かなと考えます。

多分、投票した人は投資の経験が長い方だとうなと思います。

このランキングで気になったのは12位の「農林中金<パートナーズ>長期厳選投資おおぶね」ですね。

前回も「農林中金」というファンドはランキングに入っていましたが、「長期厳選投資おおぶね」ではなかったのでどんな内容なのか見てみたいと思いました。

Fund of the Year2020 の予想

早いですが、来年もおそらく大きくeMAXIS Slimの牙城は崩れないと予想しています。

グローバル3倍3分法ファンド、SBI・バンガード・S&P500の順位がどうなるか注目しています。

他にも新しいファンドは多く設立されると思いますが、より良いファンドの登場にまだ経験浅い個人投資家としては期待してしまいますね。

Fund of the Yearは初めて投資を行う方にとっては何を購入していいか迷われた時にとても参考になるので、今度とも運営の方々は大変かと思いますが継続していってくれると嬉しいです

リンク先:投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year2019

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