※12月2日追記
11月17日に「SBI日本高配当株式(分配)ファンド」の新規設定に関する発表がありました。
これまでにも高配当株式(分配)ファンドはいくつかありましたが、信託報酬が0.3%以上で高く銘柄もリスクある企業も含まれていたので日本株の高配当株は個別に購入し自分自身でポートフォリオを組むのが主流です。
ただ、今回のSBI日本高配当株式(分配)ファンドは信託報酬がこれまでの約3分の1の0.099%と驚異的な低さです。
12月1日に発表があり、30銘柄に均等に投資となり配当利回りは予想以上の4.57%と高い配当利回りでした❗️
設定日は2023年12月12日で、12月4日からSBI証券で募集開始となりますので注目していましたが、情報が出たいまの結論としてはジュニアNISAの枠を使用することを考えてましたが見送りとしました。
米国高配当ETFの代表的な『SPYD』の日本語版のような印象です。個人的には銘柄数を多くして配当利回り3.5~4%で十分なので『VYM』のような投資信託になってほしかったので、少し残念ではあります。
・信託報酬が0.099%、配当月も1,4,7,10月と米国ETFや日本の高配当株は3,6,9,12月なのも嬉しい
・新NISAで投資する選択肢としてありかどうか
SBI日本高配当株式(分配)ファインの現在の概要
12月1日時点での概要としては以下の通りです。
12月1日に公開された情報で投資銘柄は30銘柄を等金額投資で同じ金額で保有するとのことです。
30銘柄は思ったよりも少ないなとは感じましたが、セクターごとには偏りはなく分散されているとは思います。正直なところ銘柄を見た時に私が高配当銘柄として狙っていた銘柄は少なかったです。
四半期に1回ポートフォリオの見直しが入るので、今後の見直しがどのようなものになるかは注目ですね。
SBI日本高配当株式(分配)ファンドの魅力的な点
魅力に感じる1番は信託報酬の低さの0.099%です。2番目は分配金が1月、4月、7月、10月でこれまでに分配金が得られにくい月なのも嬉しいですね。
配当利回りも4.57%と発表されました。
日本の高配当株に投資はしたいけど、魅力的なETFがなく、国内は個別株で分散投資するのが主流ですが管理する手間があるのでもっと楽をしたいと思う人は多いです。
私も高配当株の個別株に投資をしていますが問題として、下記の3つがあります。
- 購入する銘柄で迷う
- どの銘柄をいつ購入するか判断が必要
- 毎日個別株の株価変動を確認して株価を気にしてしまう
ただ自分で企業を分析し購入タイミングを自分で決めるというのは、株式投資をしているという気持ちが強く面白いです。
このSBI日本高配当株式(分配)ファンド1つに絞ることはリスク高いですが、新NISAから投資を始める方にとっては国内の高配当株にまとめて分散投資ができる点はメリットですね。
現在の日本の高配当株のETFで主流なのは、銘柄コード1489の「NF・日経高配当50 ETF」や1577の「NF・日本株高配当70 ETF」辺りかなと思いますが、いずれも信託報酬は0.3%を上回る水準でお薦めはしにくいです。
新NISAで投資する銘柄としてありかなしか
新NISAの成長枠で投資ができますが、配当利回りは魅力的な4.57%。組入銘柄は時価総額1,000億以上の30銘柄に均等に投資していくとのことです。
組入銘柄は私が購入しないような銘柄も多くあり、景気敏感株が8割と多いので暴落時は不安な点があります。
ただし4.57%の配当利回りは魅力的であり、高配当の投資信託としては投資銘柄としてはありだと考えます。米国ETFのSPYDの国内版みたいな感じで思っています。
新NISAの成長投資枠に、いくら投資するかはまだ決めていませんが、日本の高配当株と米国高配当ETFのVYMで構成する予定で考えており様子を見ながら購入を検討していきたいと思います。
- 2割:SBI日本高配当株式(分配)ファンド(1月、4月、7月、10月に分配金)
- 3割:VYM(3月、6月、9月、12月に分配金)
- 5割:日本高配当株の個別銘柄
上記の構成で高配当株式投資をしていければと考えています。※比率はまだ現在の予定で今後変わると思います
やはり、自分で個別銘柄を選んで投資するのが理想ではありますが配当月は魅力なので長期で老後を考えると毎月貰えるのは嬉しいので考えものですね。
ひとまずはすぐに投資はせず、1年ほどは様子を見ながら自分自身が納得いくなら積立ていけたらと考えています。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。