人生100年時代をどう生きるか?

人生100年時代とよく言われるようになりました。

今回は人生100年時代を有意義に過ごすために必要な3つの人生資産を紹介します。

 

日本人の平均寿命

◆2018年の平均寿命

男性:81.25歳

女性:87.32歳

◆生存確率

男性:約4人に1人が90歳まで、1割が95歳まで

女性:約4人に1人が95歳まで、1割が99歳まで

 

私が勤める介護施設でも、平均年齢は入社した当初と比べても延びてきているなと感じています。

約35名の利用者様がおり、女性で100歳以上は1名、99歳の方は1名いらっしゃいます。

男性はやはり少なく過去に100歳を迎えた方がいましたが、現在はおりません。95歳以上の方は数名みてきましたが100歳という壁は非常に高いものだと実感しています。

100年時代を自分らしく生きるために必要な方法

人生は3つの資産が大切です。

健康が大切

まず健康ですが、平均寿命と健康寿命には約10年の差があり、この差を縮めることが大切になります。

健康寿命とはウィキで調べると下記のように記載されていました。

健康寿命(けんこうじゅみょう)、とは日常的・継続的な医療・介護に依存しないで、自分の心身で生命維持し、自立した生活ができる生存期間のこと
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)

自立した生活ができる寿命となり、縮めてしまう要因としては病気ですね。そのほかには、老衰や転倒からの骨折、認知症といった要因があります。

1番の病気に対しては日々の食生活や生活環境などが影響が大きいです。1日3食を栄養バランスを気にしたり、お酒やタバコを吸わないといった点ですね。

また身体機能も大切で、最近ではジムに通われる方やジョキングをされる方が昔と比べて非常に増えています。将来の自分のために身体を鍛えるというのはお金に余裕がある方は特にしている方が多い印象です。

 

平均寿命までの約10年を医療や介護が必要な状態で過ごすのと、自立して過ごせるかは非常に大きいと感じています。

そんな私はジムは通っていませんが、仕事で高齢者の方を抱えたりとしているので少しは鍛えれているかなと思っています。また、煙草は1度も吸ったことなくお酒は飲み会の時だけで普段はまったく飲みません。

現在の健康状態から予測される健康リスクを考えてみることが大切です。健康リスクを知ることは保険にも影響してきます。

タバコをよく吸う方は肺ガンの確率が吸わない方よりも上がるため、最低限のがん保険に生活防衛資金が貯まるまで加入するとかですね。選ぶ際の参考にできます。

お金が大切

100歳まで生活するための収入や蓄えをいかに準備するかが大切です。

昔は年金が頼りになっていましたが、いまの30~40代が60歳になった頃にどれだけ頼りになるかは未知数ですが全く無くなるというのは考えにくいけど減ることは想定しておきましょう。

老後2000万問題がでましたが、先々は2000万円では足りなくなると思っており未来はわかりませんが蓄えておくのは子供に迷惑をかけたくないので大切ですよね。

認知症が年々増加、地球温暖化の影響か気候の変化(自然災害の増加)と不安要素があります。

お金は貯める・稼ぐ能力を鍛えて老後に備えていきましょう。

年金の受給見込み額を定期的に確認することも大切で、参考にして老後の蓄えをいくら貯めるか検討するといいです。恐らく把握できている方は少ないはずです。

つながりが大切

単身世帯が増加しており、つながりがあることが豊かな老後生活を送れるかどうか影響があります。

女性も活躍できる世の中になっており、恋愛よりも仕事という方が昔と比べて変化してきてますし離婚の割合も3組に1組が離婚すると高い確率になっています。

私の職場でも、60歳で離婚された方やシングルマザーの方もいますし離婚を経験している方は不思議と介護の業界では多い気がしますね。介護職というのが未経験でも人柄で採用されやすいというのもあると思います。

さて、少し話がずれましたが1人で自宅で過ごすという高齢の方は増えており、今後も増えていくと予測できます。

よく新規の入居の方の話しを聞くと理由は大きく2つあり、1つは転倒リスク高まり1人での生活が困難や介護の必要性が増加、2つ目は自宅で過ごすことが多く用事がなければベッドで寝た状態で過ごすためがあります。

元気な方でも自宅から出ないことを家族が心配し、デイサービスなどで活動に身体機能を維持と楽しく過ごしてほしいという要望を聞きます。

いまの高齢の方は地域との関わりが強くご近所さんと仲良くしている地域が多いですが、最近は減ってきているので近所の方に助けを求めにくくなっており家族と一緒であれば良いのですが家族と別居だと地域とのつながりは大切です。

 

自分自身の未来を意識する

人生100年時代を幸せに生きるために、漠然と不安を感じながら過ごすのではなく、今のうちから私は

「こうなりたい」

という未来を描き、それを実現するために行動を起こすことが大切ではないでしょうか?

重要なのが、人や社会との「つながり」があることです。

この「つながり」があることで、健康やお金に問題があっても家族や周囲の方が支えてくれるからです。

未来はどうなるかわからないから、絶対に正解とは言えませんが今回紹介した3つの人生資産は確保していきましょう!

・健康

・お金

・つながり

人生を幸せにするために、まず実行すること

まずは自分自身の人生資産を見直すことから始めるといいです。

参考までに私の考えです。

【健康】

自分でどんな努力ができるか考えてみましょう。これは人によって違いますが、お酒を毎日たくさん飲む方であれば少し減らしてみるとか、野菜が不足しがちだなと思う方は健康補助食品(野菜ジュースやサプリなど)を取り入れるのもありかと思います。

ちなみに私は野菜ジュースを毎日1本飲むように最近するようにしました。

【お金】

現状把握が重要ですね。固定費を見直したり収支を把握し改善できる点がれば改善をしていきましょう。

【つながり】

自分の心の支えとなったり楽しく過ごせる地域ネットワークといざという時に助けを求められるネットワークの構築を考えて行動してみるといいです。

つながりは若い方というかは既に高齢に近づいている方のほうが大切になります。若い方もしておくことに損はなく、友人が増えるのは良いことと悪いことがありますがメリットのほうが大きいと考えます。

今は休日は子育てに追われており外部との付き合いは少なくなってしまいましたが、もう少し大きくなったら地域交流をしていき情報交換を行い自分自身の知識と信頼できる人間関係を築いていきたいと考えています。

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